サラ金の過払い返還金には税金がかかるのか

サラ金の過払い返還金には税金がかかるのか?

消費者金融などからの借り入れに比較的長い期間、高金利で返済してきた場合、過払い金返還請求訴訟により、多額の過払い金が返還されることがあります。そういった場合の収入には税金はかかるのでしょうか。

国税庁のQ&A「返還を受けた利息制限法の制限超過利息」によると、返還金については課税は生じないが、返還金に付された利息には総収入金額に算入するとあります。払い過ぎた分について返還を受けたもので所得が生じているわけではないということで、ほとんどの方はこちらに当てはまるのではないでしょうか。しかし、払い過ぎた分に利息(5%か6%と借り入れを行った業者の商法によるようです)を乗せて返還される場合があるのですが、額によっては税金がかかる場合があります。この利息分は雑所得として収入金額に算入しなくてはならないので、結果、課税対象になる方も出るようです。

払い過ぎた借主にお金が戻ってくると同時に、敗訴が続く流れに対応できない貸金業者の廃業が相次いでいるそうです。消費者金融というと、簡単にお金が借りられるイメージですが、こういったことにより貸し渋りが見えてきたと言います。また、借主の正当なお金ということだからなのでしょうか、市税を滞納する男性に代わって自治体が消費者金融へ訴訟を起こす一件もあったようで、このようなことがあると益々過払い返還の訴訟を起こす人が増えていくのかもしれません。それに合わせるように法律事務所のCMや宣伝もよく目に付くようになったこの頃ではないでしょうか。